全身麻酔2歳の差の巻
ふうさんは、2年前にも全身麻酔をしてお尻のイボ切除をしている。
正確に言うとまだ12歳になる直前だった。11歳11か月ぐらい。
今回は14歳3か月弱といったところなので実質2年以上の差だ。
2年前の時は、病院に迎えに行ったとき、全身麻酔なんかかけられたのがウソのように普通に元気なハイパワーふうさんだったのだが、今回は、元気は元気ですごいパワーだったものの顔つきに正気さが欠けていた。
どこか狂ったように動いて視線が合わない感じがしたのだ。
そして手術後、先生から説明を受けた時、「一回呼吸が弱くなったけど、一時的なものでした。まぁだいたい安定していましたよ。」
と言われたのだ。
ちょっと血の気がひいた飼い主・・・。
2年前の全身麻酔は問題なく安定していたと聞いていた。
血液検査の結果も悪くないし、元気も食欲もあるし、ということで今回、先生も手術してくださることになったのだが、やっぱり2年も違うと身体へも負担もかなり大きかったんだろうなと、当たり前のことなのだが、今更ながらに怖くなってしまった。
私、よくそんなことをケロっと決断したものだ!
これからしょっちゅう血尿が出て前立腺肥大のお薬を飲み続けるのか?とか前立腺嚢胞のこととか、そちらの心配と麻酔を天秤にかけたときに、なぜかふうさんは絶対に麻酔は大丈夫だという変な確信があって、ほとんど躊躇することなく決めたのだ。
別に獣医さんに勧められたわけではない。
私から言い出したのだ。
獣医さんは、迷われて手術しなくても大丈夫だとは思うけど・・・とも言われたのだけど、最終的に今後またもし血尿が出た時には、去勢していたら前立腺肥大という原因を除去できて、ほかの原因を考えられるということで、やりましょうか・・・となった。
ただし本当なら少しエグった感じでイボを切除するところを麻酔から早く覚めさせるために、平に切ったとは言われた。
今回、去勢するならギリギリだよねぇとは思っていたのだけど、実際、良かったのか悪かったのか実は手術が終わった今でもわからない。
食欲は相変わらずで、キッチン待機を得意とする14歳。