ステロイドその1

ぶっひ~ず

大左エ門のピクピク症状は治まってきた。
もっともステロイド1錠5mgまたは半錠の2.5mgをほぼ毎日飲ませている
おかげなのかもしれない。
先週の木曜日から土曜日の3日連続1錠、日・月と2日連続半錠、
火曜は抜こうと思っていたけれど、様子が怪しかったので結局1錠。
水曜、調子が良さそうだったので一日抜いて、木曜に半錠。
そして本日も調子は良いので抜く予定、明日半錠を予定している。

大左エ門のステロイド投薬について、もうしばらく投薬しようかなと
考えているのだけど、ステロイドについて
あらためていくつかの動物病院の先生の考え方を拾ってみた。

ステロイドは怖い怖いと言われて、使わないほうがいいという話が
「塩分は絶対ダメ」説のように、何か話が極端に広がっている
ような気がして、果たしてそうなのか?という疑問からなのだけど、
これほど副作用が怖いとか言われるわりにステロイドが使われるには
それなりに理由があるということ。

適正な使い方をするならそんなに恐れることはないというのが
まず結論なんだと思っている。これは以前からそう思っている。

静岡県の袋井動物病院の先生のご意見が、しっくりくる。

それなのにやっぱり少なからず抵抗があるのは、
ステロイドの適正な使い方というのをできていない獣医さんも
現実的にいるようだ・・・という不安から。

最近の獣医さんではあまりそういう先生はいないようにも思うけれど
やっぱり効くがゆえに安易に使用している先生もいるのでは?
と思わざるを得ないという現実。

かなり個性的な感じのする皮膚科動物病院さんの
長期大量内服によるステロイド中毒症なるページには
ずらっと長期にわたり大量のステロイドを服用して
皮膚がひどいことになった症例が並んでいる。
そしてフレンチの多いこと!
しかもこの病院の先生(高齢の方らしい)
「動物には原則的に錠剤投与は禁忌な用法」
だとおっしゃる。

うぉ~っ!ひぇ~っ!である。

『短期間なら 2mg/kg可能ですが常用量は0.13mg/kg以下で
治療効果が出ます、それ以上の連用は副作用が出現て危険です。』

とも書いてあるけれど

『絶対にステロイド錠剤の投与は禁止
・皮膚科経験の浅い動物病院は錠剤で出すので用心」

とも書いてある。(少々オーバーではないか?とも思えるけど、
おそらくこの先生の信念なのだ。そして皮膚科の獣医としての
自負もおありなのだと感じる。)

このステロイド中毒症のようなことが紹介されるので
ステロイドに対して飼い主は怖くなるのだと思うけれど、
そこにはついつい「長期・大量」服用という前提も
忘れ去られて怖いさが独り歩きしている部分があると思う。

「長期・大量」というのが、どの程度のものと考えればいいのか
指標となるものがないので飼い主の感覚で「ステロイドは怖い」
となっている部分もあると思う。

副作用が出ない安心できる量ってどのくらいなんでしょうねぇ。

と、長くなるので、今日はこのへんで・・・。

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Posted by 摩耶