14歳対決の巻
なんとか人間様のお茶タイムが終わり、お天気も良いので庭へ出陣した14歳と14歳。
ふうさんは、食ってやろうかの勢い衰えずのケンカ腰に対して、どうやらバロンくんは喧嘩というよりは、ふうさんをベロベロ、むしゃむしゃなめまわしヘコリたいらしいのだ。
どうも近寄りたい目的が違うダブル14歳。
もっともタマがあろうがなかろうが関係ないふうさん。
普段、散歩でトロトロ歩くのに、爺さんのバカ力とはこのことか。
しばらく、それとなく見合って休戦を匂わせつつバロンくんの隙を伺う。
バロンくんは、バロンくんで、なんとかふうさんにヘコろうと隙だらけで近寄ってくるので、ふうさん素早く飛び掛かろうとする。
仲良く散歩なんて程遠い夢のまた夢。
14歳対決は決着がつくことなく続いたのであった。
おまけといっちゃ~なんだけど、大左エ門はバロンくんの近くに寄っただけで、何かのフェロモンが出ているのかバロンくんはエロスの世界へと引き込まれておりましたとさ。
まぁふうさんは隙がなかったので、大左エ門がお手軽だったということか。
ヤクザなふうさんとエロスのバロンくん。
シニアになってもこんな世界もあります。
もっとも誰も憧れはしないだろうけど。
※音声に注意※