階段から落ちたの巻
月曜日の朝。
いつものように排泄のために大左エ門を庭に出して戻り、大左エ門の足ふきをしていると、さっさとお留守番部屋へ上がろうとするふう爺さん。
いつもならピョンピョンとうさぎ跳びのようにテンポ良く上がっていくのだけど、なぜか片足づつぎこちなく上がっていく。
ちょっとちょっと待ってー、落ちるよー!!
と思っていたら案の定、
階段の4段目から落ちた。
私は大左エ門を抱っこしていたので、すぐに動けず、ふうさんが落ちるのを目の当たりにするだけだった。
落ちたふう爺さん、右前足を上げて、まん丸お目目を最大級に丸くして驚いた顔をしていた。
ふうさん、怖かったね、痛かったね、ビックリしたね。
とあわてて抱きしめるとふう爺さんの心臓がまだバクバクしていた。
そのまま抱き上げてキッチンのベッドにおろすと、前足もちゃんとついて普通に座った。
大左エ門をノーパンでほったらかしにしていたので、急いでパンツを履かせに行くと、しばらくしてふうさんが歩いてきた。
どうやら普通に歩くことはできるみたい。
特に足を引きずるとかもなかった。
ちょっと一安心。
不死身?そんなわきゃないでしょーよっ!
もう無理しないでっ!
そのあと、もちろんお留守番部屋への階段は抱っこして上がったけど、私もそういうふうさんを見たのはショックだったなぁ。
いよいよ足が・・・。
最近では散歩に行ってもほんの少しのガタガタ道でよろけてるし、草にも引っかかるし、大丈夫かなーと思うことも増えてきた。
しかし、あの階段の上がり方は、どこをどうしたんだろう?
どこかが痛くてうさぎ飛びができない感じだったのよね。
片足づつ上がるのも辛そうだったのに、そのあと普通に歩いていたからわからない。
人間のように「もう無理は効かない年だな」とか自覚してくれればよいのだけど・・・(笑)
まったくその気配がないのよね。
そりゃそーか?ぶひだもの。
おまけの大左エ門。