犬種を守るということの巻き

ぶっひ~ず

先日、楽天で仔犬販売をしているお店でフレブルの女の子の写真をみた。
確かにフレブルの顔といえば顔なんだが、身体つきがやたら胴が長い(うちのふうも長いけど)そしてヤセてる。
身体つきがフレブルの仔犬じゃぁ~ないっ!
スタンダードという言葉があるが、(まースタンダードの項目もそこまで決めるのはどうなの?という考え方もあるようだけど)いくら家庭犬だから健康ならいいとはいえ、複雑な心境になった。
まーうちの大左エ門にも同じことが言えるんだが・・・。
健康ならいいとは単純に喜べない現状というかなんというか。

今、「犬の行動学」に続き「犬の科学」という本をチビリチビリと読んでいる。
一度読んだだけでは、あまり頭に内容が入ってきてないけど、これを読んでると考えさせられることがいっぱいある。
大左エ門も野生の中であったらおっぱいもロクにありつけない仔犬は本来、自然淘汰される運命だったはずだ。
それは心身ともに健康な子孫を残すことで、延々とその種の命がつながっていくことを意味する。
その自然淘汰がうまくいかなくなっていくと、その種の動物は絶滅するのだから本能的に自然的に厳しい淘汰がされていくのだ。
それが人間の手がかかったばっかりに劣性遺伝子を持ったものも救われて生き延びる。大左エ門はその代表格みたいなものだ。
獣医さんが先日、学会に出席したときフレブルは90%はなんらかの異常を持っている。異常がなければフレブルじゃないというくらいみな異常を持っているという話があったと聞いた。
だから寿命が短めなんかなーフレブルって・・・・。
いかにフレブルのブリーディングが難しく、また真剣なブリーディングしている人が少ないかという証拠なんだなーと思うこの頃なのである。

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ぶっひ~ず

Posted by 摩耶