午後、調律師の人が来た。
ピアノの蓋から何から外して、しばらくチェックした結果、どうやら虫が入って中のフェルトやら木やらをかじってしまっているらしい。
(よく洋服ダンスの中で洋服を食って穴をあける虫と同じ虫らしい)
まーまー色々なところに不具合が生じているのはわかっていたけど、鍵盤も木の張替えが必要ということでピアノから鍵盤だけを外して修理のために持って帰ってもらった。

ピアノってケッコー簡単に分解できるものだったのね💦
このピアノ、私が子供のころに中古で買ってもらったものなのでおそらく私と同年齢もしくは、私より年上のピアノだと思う。
パイセンピアノだね。
調律師の人の話によると、この時代のピアノは丁寧に作られているそうだ。
ちゃんと鍵盤の下も響くように作ってあるとのこと。
いまどきのピアノは、こんな細工はしてなくて鍵盤の下は一枚の平な板があるだけらしい。
今や超高級なピアノは別として、一般家庭に置くアップライトのピアノなんて、どーせ素人が弾いてもわからないからまぁまぁこの程度でいいでしょ。
それよりコスパ重視で。
といったところなんだろうな。
で、どんどん技術力も低下していく。
というか、そういう技術や知識を身に着けた人が少なくなっていっているのかもしれないね。
つまりだ、我が家のピアノは一般家庭のピアノとしては貴重品。
大事にしなきゃいけないんだねと思った。
鍵盤の修理に10日ほどかかるというので、それまでは鍵盤のないピアノのままだから練習はできない。
音の狂いのほうも半音程度は狂っていたので、そりゃ~絶妙におかしな和音になるわけだ。
「弾いていると気持ち悪くなってくるんですよね」と言うと、調律師の人に「弾かないほうがいいですよ」と言われてしまった💦


てことは、おかやん!当分、あの下手なピアノは聴かなくていいってことでつねっ!
はぁ?
ちょっと、ふうさん今、なんて言った?


ふう兄・・・それ言っちゃダメなやつでつ・・・


オラちゃん、何にも言ってないでつよ~
きみたちっ😒
肉、当分ないからねっ。