土曜日の朝。
ごはんを食べていた大左エ門の動きが止まったので、食べ終わったかな?と思い大左エ門の顔を見たら口元をキッときつく結んで力の入った顔をしていた。
「発作だ」と思った瞬間、口元が震え始めやがて泡を吹いて横に倒れて手足をバタバタとさせた。
発作時間約3分。
前回の発作から45日目。
オリンピックの閉会ごろから調子がよくなってきて、身体がピクピクすることもなくなったので、盆明けから様子を見ながらお薬を減らしていこうかなと思っていたところだった。
実際、16日(月)19日(木)20日(金)と朝半錠飲ませていた薬を4分の1に減らした。
減らしたところの21日(土)朝の発作だった。
ここ数日、夜中に大左エ門にしては、めずらしく落ち着きなくバタバタ歩くと思っていたのだけど、元気な証拠ではなく危険信号だったのかもしれない。
発作が起きるキッカケがあるような無いような。
- 薬の量
- 薬に耐性ができ始めた
- 前日、庭を1周した
- ハーブチンキ(ダンデライオン・マリアアザミ)の影響
- 他、何かの食べ物の影響
3の「前日に庭を1周した」というのが気になるのは、今までも調子が良いからと何度か前日に庭を1周頑張って歩かせた次の日に発作が起きたことがあるから。
もちろん歩いたけど次の日に発作は起きなかったという日もあるので、必ずというわけではない。
4のハーブは、主に肝臓のためにデトックスで、このところ続けて与えていたので、もしかしてこれが薬の効果を弱めた可能性も否定できない。
マリアアザミは肝臓の保護をしてくれるので、お薬を使っている動物に良いとなっているけれど・・・。
(注:健康な肝臓では代謝機能が弱くなることがあるとも言われているようです。)
5の食べ物は、例えば小麦の類とかお肉の類。
小麦については以前の記事で、まつき動物病院の獣医さんがてんかんの子にはよくないという研究結果を出していると紹介したけれど、多少気を付けてはいるけど、まったく与えていないわけではない。
お肉は、どうも大左エ門の場合、あまり馬とか鹿とかいう普段、私たちもあまり食べない系のお肉があまり合わない感じを以前から受けている。
(前日の夜ごはん、久しぶりに馬肉を食べさせた。)
鶏肉(ささみ)が一番合っているように感じる。
ただ今回は、発作後の状態が比較的良い。
今までだと歩きが悪くなったり、なかなか元の状態に戻るまでに時間がかかっていたのだけど、今回は比較的早く「普通の様子」に戻った。
発作から30分後、イーケプラを投薬。
もちろん半錠。
発作から1時間半後、すっかり落ち着いた様子。
ふうさんが外に出たがったのだけど、大左エ門だけ残して出るのも不安だったので一緒に散歩に連れて出た。
もちろんカートに乗って。
ポツポツ雨が落ち始めて、150mほど行くと大粒の雨になってきたので、急いで引き返す。
10時のコーヒータイムまでウトウトしていたのだけど、コーヒーの匂いがしてふうさんが、ソワソワと動き出すと大左エ門も目が開いて、おやつを貰いにきた。
発作前と変わらずの様子。
パクっと元気よく、しっかりおやつを食べる。
おやつを食べ終わるとベッドに戻ってオネム。
さすがに発作疲れもあったのか、よく寝た。
お昼ご飯の時も起きずによく寝た。
午後のコーヒータイムの頃には目が開いていたけど、なんだかボーっとした様子。
大丈夫かな?と思ったけど、そのうち頭がスッキリしてきたのか、おやつを貰いに来る。
夕方の投薬以降は、眠気も飛んで、すっかり元気な大左エ門に戻っていた。
4月に群発発作を起こしてから今回が一番発作と発作の間が長かった。
今までは1か月も持たなかったのが1か月半発作が無かった。
今回の発作が、どうかお薬に耐性ができたのが原因ではありませんように。
もうしばらくイーケプラの効果が続きますように。
またイチからカウントし直しです。
コメント
大ちゃんの調子が崩れずに1ヶ月以上発作が起きてないし順調ですね!のコメントをした矢先のまさかのてんかん発作記事に驚きました、、
3分と長い発作だったようですが、その後のダメージが長引かずだったことはまだ救いでしたね。
これまでのてんかん発作が起きるでタイミングでみたら大ちゃんの場合はだいたい食べ物を口にした直後に起きやすいようですね。
当時うちのブヒの場合は急なてんかん発作は寝起き直前でした。
その子によって発作前のシチュエーションがパターン化されているんですかね。
脳の伝達が興奮し脳圧が悪さしやすいのでしょうか?!急な発作、どうして何がどのように関係してなのかよくわからない分、ホントに気になります。
お薬イーケプラの量をまた戻して体調みながらになると思いますが、なんとか効果継続でうまくコントロールされ、大ちゃんの発作が再び起きないように平穏な日々を祈っています。
クラムさん。
ちょっと調子良くなってお薬減らしてみようかな、なんて考えるとロクなことになりませんでしたー。
本当にお薬の量のせいかどうかはわかりませんけどね。
発作の時間は大左エ門は、いつも長くて4~5分ぐらい続いたりするので、今回はむしろ短かったなと思いました。
そうなんですよ、だいたい食べ物を口にしたときに発作が起きやすいみたいです。
次に寝起きに起きることが多い感じでしょうか。
油断できませんね。
ただ発作がゼロにするのは難しくても最低1か月以上発作なしで過ごせたらとは思います。
発作後はいつも1週間ぐらいはダメージが大きく感じますが、今回は比較的少なかったです。
まだ完全に調子を取り戻したとは言い難いのですが・・・。
朝がちょっと調子悪そうなところがあります。
でも午後からは良いので、これでまた調子をUPできればと思っています。
祈っていただいてありがたや~です。
摩耶さんこんにちは。
ふうさんの甘えん坊ぶりを見てほっこりしていたら大ちゃんの発作。
でも、比較的軽そうでホッとしました。
何がきっかけで起こるか解れば一番いいのでしょうが、至難の業ですよね。
だれか透視とかして見てくれないかな~(笑)
ハイジ(志村動物園に出ていた動物と話せる人)が身近にいたら良いのになぁ~って思うことがシニアになるにつけて増えていく今日この頃です。
お薬の耐性で無いことを私も祈っています。
みっくさん。
まったくもって予知能力でもあれば、あらかじめ早めにお薬飲ますこともできるんですけどねぇ。
調子が良かっただけに「ここで発作かーっ」と、ただただ落胆いたしました。
調子が良かった投薬スタイルを変えると、やっぱりだめねぇ。
先生に調子が良いなら4分の1にしてみてと言われたので、少しづつでも減らしてみようかと思ったのだけど、まだ減らすには早かったかなぁと思いました。
前回7月の発作のときは、発作後の状態も悪くて体のピクピクが続くようになって心配したけど、あのときはまだお薬が前のお薬(ゾニサミド)だったせいかなと今回、発作後の状態がさほど悪くないので、お薬の違いではないかなーと思っているところです。
ほんとゾニサミドの時は調子悪かった。
発作があったばかりなので、実際のところまだ大左エ門の調子が本調子ではなさそうだなと思うけど、それでも悪いとは感じないので、やっぱりお薬の差ではないかと思うわ。