虫の知らせかの巻
ふうさんの兄弟の（故）ラン君。
その孫ゼクス（12歳2カ月）が今朝、亡くなったと連絡があった。
昨年秋からてんかん発作が始まり、この数カ月は落ち着いていたものの昨夜夜中に発作が起きたそうだ。
発作以外にも今年に入って、しばしば嘔吐がありエコーで腸管に何かありそうだと言われていたのだけど、何かはハッキリせず、調子が悪くなると点滴や注射など対処療法で頑張ってきたゼク。
それがこの間の日曜の夜に嘔吐したと連絡があってからどうもいつも以上に調子が悪かったらしく、病院でみてもらうと腹水が溜まっていると言われたとのこと。
木曜日には何も食べなくなったと聞いて心配していたのだけど、金曜の朝、ささみが1本食べられたと連絡を受け、急だったけどちょっとゼクの顔を見に行きたいなぁと思い、ママさんに連絡をとり昨日、金曜の午後、お邪魔させてもらった。
コンビニでクリームを挟んだパンケーキのようなスイーツを買っていった。
もしかしたら甘いものならゼクが口にするかなと思ったのだ。
もちろん手土産用にもだけど。
スィーツを差し出すとゼクは少しクンクンと匂ってから食べてくれたのだ。
「ゼク～食べれたねぇ～。良かったぁ～」とママさんと喜んだ。
しばらくしてゼクはベッドに横になって寝た。
先住犬のアトムくんもゼクと並んでベッドに入る。
可愛い二人。
ダイエット中のアトムくんは、ゼクが食べているスィーツを貰えなくて怒っていた（笑）
そして私が帰宅してから、ゼクはまた病院で診察を受けたところ腹水が増えていると言われたそうだ。
「それでも今日、少しでも食べれるようになってるのだから大丈夫」と私は信じていたのに・・・。
今朝の突然の連絡に信じられない気持ちでいっぱいだった。
昨日、急にゼクの顔を見に行こうと思ったのは、何か虫の知らせだったのか。
ふうさんと血縁関係があるせいか、どことなく性格が似ていたゼク。
元気いっぱいだったゼクだったから大左エ門と同じ年にてんかん発作が起きて、まさか大左エ門より先にお空組に行ってしまうなんて考えてもなかった。
明日、旅立つゼクが無事にお空へたどり着けますように。
ゼク、寄り道して迷子にならないようにね。
昨日、アトゼク家から帰宅して出雲ぶっひ～ずのお散歩に出かけた。
このところ数百メートルづつだけど毎日、散歩には出ているよ。
ふう爺さん、ぜんぜんノリ気でないけどね。
あら、よくお分かりですね。
どうやらアトゼクの匂いが私の服についていたようで、しきりと何度もスンスンしていたふう爺さんなのだった。
散歩が進まない・・・。
