天国と地獄の日(2)の巻
久しぶりに大左エ門が立ちあがって喜んだ朝。
明るい気持ちで会社にご出勤した。
まずは珈琲を入れて仕事の準備にとりかかる。
出勤10分後、ぶっひ~ずの様子をカメラチェック。
すると・・・
一体これはどういった状況なのだ?
発作なのか?
なぜメットが脱げているのだ?
一瞬にしてパニックになる私の頭の中。
少し録画を戻してみてみると、どうやら発作ではなさそう。
でも自力でなんとか起き上がろうと試みるも起き上がれず手足をバタバタさせている。
会社に出勤して早々、専務に「すみません、一度帰ってきます。犬がひっくり返っとる」と断って帰宅。
片道、車で約15分。
朝のうれしさは一気に地獄へと落ちた。
横に倒れてから私が帰宅するまで約20分の間もがいていた大左エ門を無事に救出すると、オシッコが出ていたのでオムツを替えてチュールを一本食べさせて、私は再び会社へ行ったのだった。
最初に私が家を出るときはピクピクしていなかった体が横に倒れる少し前からピクピクしていた。
私が再び家を出る時もピクピクしていたけれど、寝ていてくれそうだったので後ろ髪ひかれながら仕事に戻った。
あとでゆっくり動画を確認してみるとサークルの中で上半身を使って右へ右へと身体を回転させて移動していたところ、ちょっとした角の隙間に頭が落っこちていた。
しかもその上に大左エ門の褥瘡を手当てするドレッシング材が入ったカバンが吊り下げてあったものだからもがいているうちにメットがズレてきたらしい。
そして、そのうち身体が右を下にしてコロ~ンと転がりジタバタしているとメットが脱げたということらしい。
右目も傷があるので心配したけど、どうやら悪化はしなかったようで、もしこれが左側を下に倒れていたら左目がまた破裂していたのではと思うとゾっとする。
最近の大左エ門は、すごくよく眠っていてまったく動かない日もあれば、こうしてサークルの中を上半身で移動することがある。
今まではサークルの中にいてもスムーズにサークルの外に出ていたので、サークルの中に物をぶら下げたりしていたけれど、こうなってくるとサークルの中を整理しないといけないなぁ。
サークルの中に敷いているマットもサークルより少し小さいので、どうしても20cmぐらいの隙間ができてしまっていて、そこにハマるといよいよもって身動きが取れなくなってしまう大左エ門。
いやはや良くも悪くビックリした水曜日の出来事だったのである。
今の職場がわりと融通をきかせてくれる会社だからばっかりできることだね。
ありがたいことです。
※大左エ門の調子が悪くなってからブログの画像を元の大きな画像にリンクさせるのをす~っかり忘れていました。
どうでもいいかもしれないけど修正しました。