シリンジ使い分けの巻

ふう

自力ではご飯が食べられなくなったふう爺さん。
食べられなくなってからしばらくは、やっとシリンジを入れることができるくらいの小さい口しか開けず、スプーンでの給餌も難しくどうなることかと思ったのだけど、ここのところ口がよく動くようになりスプーンでも食べることができるようになってきた。

ただし時間がかかると途中で疲れて食べるのをやめてしまうので、疲れる前にスプーンからシリンジに変えている。
最初から全部シリンジで食べさせるほうが早いしラクではあるけど、口の開け方のチェックをしたいので、食べ始めはスプーンを使っている。
今では口の開け方も体調チェックのひとつ。

そのシリンジなのだけど、画像左のように何種類か用意している。
それぞれ容量、形状が違う。
まず形状は、右の画像のようにシリンジの先の形が違う。
上がカテーテル用、下は通常のもの。
だけど、これもまた口が中央に付いているものと横口といって、すこし端っこに付いているものがある。

カテーテル用はフードを食べさせるのに使う(中央の画像)
容量は50mlのものと30mlのものを使ってみたけど、私は50mlのほうに落ち着きそうだ。
フードを入れるときにシリンジの後ろの口が広い分、入れやすい。
ただ長さも太さも大きくなるので多少扱いにくくなる。
人によっては30mlのほうが良いという人もいる。

通常のシリンジは、水分補給とお薬用に使っている。
水分補給には10mlにしようか20mlにしようか今現在、お試し中である。
というのもふうさん、ケッコーな割合で口からダラダラ流れ落ちてくるのだ。
たくさん飲ませようと思うと面倒だけど、10mlを使ったほうが口から流れ出てくる量も少ないような?
お薬用には2.5mlの小さいものを使っている。
これはカルボシステインの錠剤が病院で入手できなくなっていて、ドライシロップ(粉)タイプのものを現在処方されているので、少量の水に溶かして飲ませるのに使う。
あとは乳酸B(商品名です)という乳酸菌生産物質もこれで飲ませる。

一番使えなかったシリンジがカテーテル用の20mlだった。
これは大左エ門に使っていた時のが残っていたのだけど、これで水分補給をすると半分は口から流れ出てくるし、かといってフード用には小さすぎた。
というわけで、数本残っていた20mlのカテーテル用シリンジは保護団体さんに寄付することになった。

ところで、ニプロのシリンジとテルモのシリンジって、どっちがいい?

ご飯を待つふう爺さん

食べるときの体勢もいろいろやってみたけど、今のところこの形が一番安定している。
少しベッドから顔が出る位置に伏せさせて下に置いているアルミのパレットはふうさんの口からこぼれ落ちてくるフードを受けるためのもの。
パレットに落ちたフードは、またシリンジに戻す。

これも最初はトイレシーツを敷いたりしていたけど、そうすると食べる量が減ってしまうので、この方法に落ち着いた。

今朝も食欲はあったので一安心。

朝ごはんが終わると寝る。
今日は、このあと私の実家へ行って夕方まで過ごしたのだけど、ほぼ寝ていた。

そして晩御飯の後は、こんなところで寝てしまった。
もちろん目が開いたタイミングでベッドに移動したけどね。

問題は夜中だな。
何故かいつも人間が「さぁ寝よう」と布団に入るころになると鳴きがはじまって落ち着かなくなるのだ。
果たして今夜はどうかね?

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ふう

Posted by 摩耶