甘えんぼう爺さんの巻
この1週間、お天気が悪かったせいもあるのだけど散歩に行っていない。
日曜日の朝、ふうさんだけでも散歩に行かないかな?と思い連れて出てみた。
外には出るけど、木戸を出ると一歩も進まない。
道路の一歩手前でストップ。
リードを外して私だけ先に歩いてみるもま~ったく付いて来ず。
しかたないので木戸を家のほうに向かって歩くとスタスタと付いてくる。
そこでもう一度、木戸の途中で向きを変えて道路のほうへ出てみる私。
ついて来ない。
さらに私は道路へ出て木戸から私の姿が見えないところに隠れてみた。
ふう爺さん、しばらくボーゼンと立ち尽くし、そのうちメソメソ鳴き始めだんだん鳴く声が大きくなっていく。
さすがに散歩をあきらめて家に戻ることにした。
今度は、小走りに私はふうさんの先を行き車庫のほうへ隠れるように姿を消す。
するとゆっくりと後を追いかけてきたふうさん、車庫に入って私の姿を探してウロウロきょろきょろ。
その顔が不安そうに見えた。
15歳になってより一層、甘えん坊になったふう爺さん。
今までだったら一人で勝手にお隣や後ろの家の庭や畑に脱走していたのに、あの元気さはどこへ行ったんだろう。
家に戻ってホッコリお茶の時間。
お茶菓子は、安来の名物。
「どじょうすくい饅頭」です。
あっ、もちろん人間用。
貰えるものだと信じて疑わないふう爺さん。
おまんじゅうをガン見しております。
ふう爺さんは、いつものおやつ「ドッグフード」です。
ちょっとだけ、お饅頭の外の皮の部分だけ味見させてあげました。
大左エ門は、例によって例のごとく寝太郎の休日。
夕方近くにならないと活動しないので本日は出番なし。